10回 AINA流インナービューティー術

 

長かった梅雨がようやく明けて、夏本番を迎えましたね。今回は、高知の強い陽射しと美味しい旬の野菜を使って作る干し野菜をご紹介します!旬の野菜は栄養価が高く、お値段もお手頃ですし、なんといっても美味しいですよね。茄子やトマトなどの定番野菜から、「えっ、これも?」という意外なものまで干せるんですよ。ぜひ最後までご覧ください。


干し野菜と言えば、どんなものが思い浮かびますか?切り干し大根や干し椎茸などが馴染みがあるのではないでしょうか?干し野菜は長期保存が可能ですし、生のものと比較すると栄養価が増えるものも多いので、常備している方も多いと思います。切り干し大根と干し椎茸も家で簡単に作ることができますよ。干し野菜を作るために用意するものは、干し網と野菜だけ。干し網はホームセンターなどにいろいろなサイズのものが売っています。

 

【参考】大根100gあたりの糖質

 ・生のまま…約2.7g

 ・切り干し大根…約46g

 ・茹でた切り干し大根…約0.4g

 

食物繊維が豊富な椎茸は、丸ゴトでもスライスでも、使いやすい形でお日様に干すだけです。どちらも干すことでうまみが増すので、お料理に重宝します。椎茸だけではなく、きのこ類はしめじ・えのき茸・エリンギ・舞茸なども干すことができます。我が家の定番はえのき茸。えのき茸は干す前に手でほぐしておくと良いですよ。水分が飛ぶと紙ひものようになるので、使うときはキッチンバサミでチョキチョキ切って使います。


我が家のお味噌汁は干しきのこでダシを取ります。晩ごはんにお味噌汁を作る時は、朝のうち(もしくは前日)にお水と干しきのこを何種類かブレンドして入れておきます。あとは夜まで放置しておけば美味しいダシ汁のできあがり。(夏場は気温が高いので冷蔵庫に入れてくださいね!)きのこは具としていただけるので無駄がありません。きのこのダシだけでは物足りない…という方は、少しいりこや昆布などを足してあげるとさらに旨味の濃いダシが取れます。紫外線によるダメージを受けたお肌やエアコンで冷えた身体のケアには、夏のきのこ鍋で菌活するのもおすすめです。

 

水分の多い野菜は干してもパリパリにはならないので、少し柔らかいセミドライくらいに干しましょう。個人的には、完成まで3日ほどかかりますが、プチトマトを半分に切って干すセミドライトマトが超おすすめです♡おやつ代わりにそのまま食べたり、オリーブオイル浸けにしてアヒージョやパスタにも使います。基本的に干し野菜の保存は、タッパーやジッパー袋に入れて冷蔵庫に入れるようにしてください。ジッパー袋はジップロックⓇなど厚手で二重ジッパーのものがおすすめです。100円ショップなどに売っている食品用乾燥剤を入れるとさらに◎。

注意していただきたいのは、干したからといって「腐らないわけではない」ということです。干し具合や保存状況によって保存可能な期間は異なります。冷蔵庫に保存し、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。自家製ということは当然、保存料や食品添加物を使っていないということ。せっかくの安心安全な食品ですから、食べ切れる量づつ作り、美味しく食べられるうちに使い切りましょう。

 

茄子やパプリカなども干し野菜におすすめ。干し茄子は前回ご紹介したスパイスカレーの具としてもバッチリ美味しいです。カレーの具に茄子を入れたら柔らかくなり過ぎて、溶けて崩れて形が無くなってしまった…という経験無いですか^^;?これが不思議と干し茄子だとキレイに形を保ったままなんです。しかも干してある分、旨みをたっぷりと吸い込むので、茄子自体もすごく美味しくなりますよ。

 

意外なところでは、干しりんごもおすすめです。りんごは重曹をいれたお水でよく洗い、半割りにしたあと5mm程度のスライスにして干します。りんごは水分が多いので23日は干してください。お天気の良い日に干すと3日ほどでパリパリになります。これからの季節は作りやすいですね♪(干し加減はお好みで。)我が家では干しりんごをポテトサラダやマカロニサラダにも入れます。甘酸っぱいりんごは味のアクセントになりますし、キュウリや玉ねぎから出る水分も吸ってくれるので水っぽくならず、痛みにくいのでお弁当にも適しています。


干し野菜を数種類混ぜて、自家製の干し野菜ミックスも作れます!きのこを数種類混ぜれば具沢山のお味噌汁があっという間に作れますし、大根や人参を混ぜれば煮物や炒め物、炊き込みご飯にも重宝します。干し野菜ミックスを作るときのポイントは、「干すときは種類を混ぜない!」ということです。野菜に含まれる水分量が違うので、干す段階で複数の種類を混ぜてしまうと干し上がりが一定になりません。出来上がった干し野菜を混ぜるようにしましょう。

 

便利に使える干し野菜ですが、今回ご紹介するレシピは「干し舞茸入りハンバーグ」です♪

 

お肉の食べ過ぎは腸内の悪玉菌の増殖を引き起こしますが、食物繊維が多く含まれるきのこ類をお肉と一緒に摂ると腸内フローラのバランスを崩しにくいので、罪悪感なく食べれます^^舞茸には「マイタケプロテアーゼ」というたんぱく質分解酵素が豊富に含まれています。この酵素が肉の繊維を壊して旨味成分を広げ、さらに肉を柔らかくする効果があるので、ふわっふわの柔らか〜いハンバーグに仕上がります。

 

干したものを入れることによって肉汁を余さず吸い込みふっくらジューシー。さらに豆腐でカサ増しできるので、ヘルシー且つ冷めても柔らかいのでお弁当にもおすすめの一品です!また、以前にもご紹介しましたが、きのこの中でも舞茸だけが持つ「MXフラクション」という栄養成分は腸のぜん動運動を活発にしてくれるので、便秘解消はもちろん、不要なコレステロールや脂肪・糖分などの分解も促進してくれます。代謝が上がり、体内に蓄積された内臓脂肪を減らして脂肪が燃焼しやすく太りにくい体質を作ることができると言われています。夏休みのランチに、干し舞茸ハンバーグのロコモコなどはいかがですか^^


~ヘルシー干し舞茸ハンバーグ~

 

【材料】

・合挽ミンチ…300g

・絹ごし豆腐…1(300g)

・パン粉…1カップ

・顆粒コンソメや鶏ガラスープの素など…小さじ1

・たまご…1

・乾燥舞茸…12パック分

・玉ねぎみじん切り(細かい方が良い)…1/21

・ナツメグ

・塩

・こしょう

 

※パン粉のグルテンが気になる方はパン粉風の米粉に、糖質が気になる方は高野豆腐を乾燥のままおろし金等で荒粉末にして代用してください。

※乾燥舞茸はミルサーにかけるか、ジップロックに入れて上からめん棒で叩くなどして砕き粉々にした状態で入れてください。粉々の大きさはお好みで。

 

【作り方】

①大きめのボールに絹ごし豆腐をホイップし(水切り不要)、パン粉を加えて混ぜておく。

②①に、残りの材料全てを入れて捏ねる。

③粘りが出るまでしっかり捏ねたら空気に触れないようラップをかけて冷蔵庫で1時間くらい寝かせる。

④③を再度軽く捏ねて、好みの大きさに成形にする。(この時点で肉がふわふわで柔らかくなってます。)

⑤天板にクッキングシートを敷き、ハンバーグを並べてオーブンで焼く。(フライパンでもOK!)

 

全工程フードプロセッサーでOKです!

トマトケチャップに、出てきた肉汁と赤ワインを加えて煮詰めるだけで美味しいソースも作れます。