
こんにちは!Mamafull編集長の中島です。
来月から【不登校の子どもをもつお母さんのためのお茶会】を開催することにしました。
お申し込みはコチラ→https://ssl.form-mailer.jp/fms/5a467545650296
今日は、なぜこのお茶会を開催することにしたのかをお話します。
個人的な話になりますが、実は私も「不登校の子どもをもつお母さん」でした。
私には3人の息子がいますが、現在18歳になる長男は、中学生の頃ほとんど学校へ行っていませんでした。
学校へ行かなくなった理由は一言では表すことは難しいですが、長男にとって「信頼できる大人が周りに一人もいない状況」だったのだろうと思います。私も含めて。
長男が学校へ行かなかった数年間、その様子をそばで見ていた私は、とてつもない葛藤を抱えた日々を過ごしました。
私にとって「学校へ行くのは当たり前のこと」だったので、自分の息子が「当たり前のことができない」という事実を受け入れることができませんでした。
長男に対してどのように接したらよいのかもわからず、常に手探りの状態でした。
私の両親、特に父は「なんであの子は学校へ行かん?ちゃんと学校へ行かせなさい。」と、ことあるごとに私に説きました。もちろん、孫である長男を心配しての発言だと頭ではわかってはいても、自分のことを責め立てられているようで胸が張り裂けそうなほどつらかったです。
食事を用意しても一切手をつけず、お菓子やジュースですます。
友達の家に入り浸り、何日も帰ってこない。
夜中まで遊びまわって補導され、警察署に迎えに行く。
こんなことが日常茶飯事でした。
手をつけられることのなかった食事をゴミ箱へ捨てながら、「こんなことがいつまで続くんだろう」と涙を流したことも数え切れません。
とにかく、つらかった。
人間、つらすぎると最後には涙も出なくなるんです。
ある日ふと、自分が泣けなくなっていることに気づいて、「あぁ、もう私は限界なんだなぁ」と感じたことを覚えています。
そしてそこには、「つらい気持ちを吐き出すところがない」というつらさもありました。
学校へ行っていないのはうちの子だけ?
こんな時は子どもにどうやって接したらいい?
私の子育ては間違っていた?
弟たちに対してどうやってフォローすればいい?
誰にも聞けない、誰に話したらいいかもわからない。
当時の私は尽きることのない悩みを一人で抱えて、つらさのあまり、周りの誰にも心を開くことができませんでした。
ですが、いろいろな経緯を経て、長男の視線は自分の将来へ向けられるようになりました。
生活習慣も改善され、夜遅くまで出歩くことも、友達の家に入り浸ることもなくなりました。
それまで手を付けることのなかった食事を食べるようになった時、「この子はもう大丈夫だ」と心の底から安堵しました。
現在、長男は高校3年生。元気に学校へ通っています。
長男が、将来どんな仕事をしたいのかを自分なりに考え、「この高校へ行きたい」と私に伝えてきたのは中学3年生の時。
中学校の先生方のご協力により、高校受験に向けての補習を受けることができました。
その頃の長男の努力は、親の私から見ても目を見張るものがありました。
出席日数の不足から、全日制高校は受験できませんでしたが、希望する高校の定時制に合格することができました。
長男が学校へ行っていなかった数年間は、私にとって本当に壮絶な経験でした。
ですが、あの期間があったからこそ、今の中島家は家族みんなが心から笑えているんだなと思っています。
長くなりましたが、そんな自分の経験から、今現在お子さんが学校へ行っていないというお母さんたちに「気持ちを吐き出す場」を作りたいと思った次第です。
おしゃべりは心のデトックスです。
みんなで愚痴を言ったり、「うちの子もそうそう」って共感したり、肩の力を抜いてたわいもない話をしたり。
そんな時間を過ごしてもらえたらと思って、お茶会を開催することにしました。
第一回目は2月11日(火・祝)10:00~12:00
事前予約制で参加費は2,000円。4名様までご参加いただけます。
場所は高知市加賀野井にあるMamafullの事務所。詳しい住所は、お申込みいただいた方にあらためてご連絡します。
お申し込みはコチラ→https://ssl.form-mailer.jp/fms/5a467545650296
今後、月に1回程度開催する予定なので、ちょっと気晴らしのつもりで気軽に遊びに来てくださいね。
お茶とお菓子をご用意してお待ちしています♪
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